キャンパスニュース

2019.01.11 建築

鉄筋コンクリート造共同住宅の現場見学 [建築工学科 2年]

建築工学科2年生は、設計製図授業の一環として、8階建て共同住宅の現場見学を行いました。今回の郊外見学は、江戸川区に本社のあるトヨダ工業株式会社様と、同じく江戸川区にある浅井工業株式会社様に、多大なるご協力をいただいて実現した見学会です。見学は3班に分かれ、施工・設計・設備の3分野について説明を受けました。

施工に関する説明では、とにかく資料の施工図の細かさに驚いていた学生達です。建物を建てるための計画だけでなく、資材の搬入や運搬計画もあると知ると、学校で学んでいる内容が、実は建築全体のほんの一部に過ぎないと感じたようです。また、安全管理に対するルールや工夫などについても、実務の厳しさを大いに実感していました。

設計業務については、具体的な仕事内容だけでなく就職へのアドバイスなども教えていただき、学生達は、今現在取り組んでいる進級課題や来年春から始まる就職活動について思いを巡らせたようです。特に、新しい表現方法となるBIMの重要性に気付いた者も多く、卒業までのスキルアップを誓う学生もいました。

設備の説明では、日常生活では目にすることのない配管等を実際に見ながら設備図との比較をし、設備計画がどんなに大切なのか、認識を新たにした学生が多かったようです。卒業学年で設備専攻を選択している学生にとっては、設備なくして建築は成り立たないという思いを強くしていました。

その後の現場見学では、人荷用エレベーターに乗せてもらい、上階から順番に工事が進んでいく過程を図面を見ながら見学して回りました。                                                                 最上階では、コンクリートを打設する前の型枠と鉄筋工事に感動し、その下の階では、打設されたスラブや梁を支えるパイプサポートの多さに驚いていました。 
                                                                                                階が下がる毎に建築がどんどん出来上がっていく様子がよく分かり、躯体工事の終わった下階では、部屋を間仕切る軽量鉄骨の下地壁や、天井からぶら下がる配線や排水管に感心していました。  

学生達の感想には、『教科書や動画の映像でしか知らなかった配筋や設備の配管を実際に見ることができて、とても勉強になった』『図面と見比べながら、実際の現場がどうなっているのかを見学することができ、刺激的で良い経験になった』『これまで何気なく描いていた通り芯を現場で実際に目にし、如何に通り芯が大切なのかが分かった』『現場全体がキレイに整理整頓されている上に、安全への配慮が徹底されていて驚いた』等々、具体的な建築や建設という仕事に触れ、自分達が今学んでいることをリアルに実感したようです。

今回の現場見学にご協力いただいたトヨダ工業株式会社様と浅井工業株式会社様に深く感謝し、この経験を今後の勉強に大いに役立ててほしいと思います。