学校概要

ご挨拶

学校法人 中央工学校の教育は

  1. 生きる力
  2. 倫理観
  3. 文化・学術の伝承

理事長:堀口 一秀

理事長:堀口 一秀

実践的な技術力 豊かな人間性

中央工学校は、明治42 年(1909年)実務的な技術者の養成を目的に設立され、校歴114年を数えます。校是を「堅実」とし、一貫して「誠実で豊かな社会性を有する技術者の育成」のため、教育方針を「厳しい実務教育」と「人間涵養教育」としています。この間の卒業生総数は11万人を超え、それぞれの分野で活躍している実績が、本校への信頼となって表れております。

人間涵養教育の実践の場としての軽井沢研修所は、日本文化、特に木造伝統建築の継承に重点を置く中央工学校の教育姿勢を示しております。

能舞台を持つ研修棟「千ヶ滝」や数寄屋建築・茶苑「南暁」をはじめ、国の登録有形文化財に指定された江戸後期の移築古民家「三五荘」を保存、活用していることにしっかりと実を結んでおります。

「自分の将来について、どんな分野に興味があるのか、どんな仕事に就きたいのか」をよく考えて、その目標を達成するためには、どの学校で学ぶのが最善なのかという視点を持ってほしいと思います。

既存緑地と周辺環境に調和した新校舎が完成し、キャンパス全体が一体化した活動拠点となりました。今後も想像力を育む学習環境の整備に重点を置いてまいります。

校長:松田 正之

校長:松田 正之

全国工業専門学校協会 副会長
全国専門学校建築教育連絡協議会 会長
一般財団法人中央工学校生涯学習センター 理事長
建築設計科(1978年卒業)
一級建築士
1級建築施工管理技士

若者を動かすのはいつの世も憧れ

中央工学校は明治42年(1909年)、昼間働き夜学びたいという志を持った11名が発起人となり、創設者松本小七郎先生と共に築いた学校です。初年度の学生数は僅かに26名でしたが、その数が1,000名を超えるのに10年を要しておりません。学びを求めていた若者たちの強い志に、改めて敬意を表します。

私たちをとりまく環境は新型コロナウイルス感染症によって一変し、平穏な日常がいかに幸せであるかに気づかされました。この現状がいつ回復するか知る由もありませんが、自分の可能性を見失うことなく大きな夢を持ち続けてください。

いつの世も若者を動かす原動力は、情熱や意欲であると共に、強いものや美しいものに対する「憧れ」。IT技術やAIがどんなに進歩しても、人と人とのかかわりを大切にし、自らの知恵と力で歩んでいける、そんな若者を中央工学校は応援します。皆様の変わらぬご支援をよろしくお願い致します。


中央工学校の概要

創立 1909(明治42)年 10月21日
所在地(本部) 〒114-8543 東京都北区王子本町一丁目26番17号
校舎 1号館・2号館・3号館・5号館・6号館・14号館・16号館・17号館・18号館(中央工学校歴史館)・20号館・21号館(STEP)・23号館(RISE)
教職員数(2022年度) 258名(教員:専任66名/兼任157名・職員:35名)
学生数(2022年度) 1,326名(昼間1,218名/夜間108名)
卒業生総数
(2023年度3月卒業者を含む)
111,032名
施設 第1木造実習室
第2木造実習室
建設材料実験室
土木材料実験室
GIS実習室
機械加工実習室
第1木工実習室
第2木工実習室
エンターテインメント実習室
造園実習室
第1コンピュータ実習室
第2コンピュータ実習室

2号館(スタジオ棟)
1階 Facility Studio -建築設備実習室-
2階 Design Studio -体験型学習室-
3階 Teacher’s Studio -工業第一教員室(建築関連)-
4階 Work Studio -総合実習室-

3号館
学生レストラン「SORA」

21号館(STEP)
多目的ホール・研修室・会議室・ギャラリー・コレクションルーム・STEP広場

RISE
図書館・ギャラリー

18号館
歴史館(史料展示室・顕彰の間)
学生寮 ■中央工学校直営寮
クワドラングル志茂 150名収容可能
〒115-0042
東京都北区志茂三丁目3番3号
研修施設 ■軽井沢研修所(南ヶ丘倶楽部)
〒389-0102
長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢1052-73
研修所/研修棟(千ヶ滝)/三五荘/
南ヶ丘美術館/茶苑(南暁)