国内建築研修旅行 長野・山梨方面

2017.08.09 [建築系学科の最新情報]

7月25日(火)~26日(水)に、国内建築研修旅行を実施しました。


国内の有名建築家が設計した建物の見学を通して、実際の空間を体験し、今後の学習活動の一助とすることを目的として、建築系の学生を対象に、年に一回夏休みに実施しています。

建築・インテリアを学ぶ上で、実際にその場所に訪れ、写真や雑誌で見るだけではわからない「場の空気」を体感することはとても大切な要素です。


今回は、長野・山梨方面の公共施設建築をメインに見学を行いました。


それでは、学生たちの見学の様子をお届けします。

市民交流センター えんぱーく

プレキャストコンクリートの壁柱構造が特徴的

王子駅を出発し、1件目は長野県塩尻市にある市民交流センターえんぱーくです。

塩尻市の市街地活性化の拠点として、市民と意見交換をしながら計画が進められた建物です。

施設内の会議室にて施設概要説明を受け、バックヤードを含め館内を案内していただきました。機能としては、図書館・会議室がメインで、当日も近隣住民の方がたくさん訪れ、活気のある様子が窺えました。

安曇野ちひろ美術館 残念ながら雨模様

屋内で集合写真

次に訪れたのは、内藤廣建築設計事務所設計の安曇野ちひろ美術館です。


北アルプスを背景にして、まるで風景の一部のように建っている小さな美術館で、切り妻がつらなったシンプルなデザインが特徴です。お天気が良ければ、南アルプスの山々が見えるはずが、ご覧の通り、雲に覆われて真っ白です(涙)

建物内の家具に腰をかけてゆったりとした時間を過ごしたり、傘をさして敷地内を散策するのも、雨ならではの風情・・・学生たちも、各々の時間を楽しみながら見学ができたようです。

ホテルでの食事はバイキング

まつもと市民芸術館の前で

国内建築研修旅行では、他科の学生との交流をはかれることも特徴の一つです。

同じ目的で参加をしている同士、気が付くとあっという間に打ち解け、新しい交流の輪が広がっていきます。



2日目は、長野県松本市へ移動し、まつもと市民芸術館・松本市美術館の見学からスタートです。

まつもと市民芸術館は、世界でも活躍されている伊東豊雄氏の設計です。エントランスからホワイエまでつづく大階段と、ランダムに配置された窓ガラスから差し込む光が、なんとも美しい空間です。

まつもと市民芸術館 大階段の前で

松本市美術館 エントランス前

そこから歩いて5分ほどの松本市美術館は、松本における心をひらく学びの森の美術館として、松本に縁の深い芸術家を中心に様々な展示やイベントが行われています。エントランスには、松本市出身の草間彌生氏の鮮やかなアートが目を引きます。


ここでは特別に、搬出入口・一時保管室を見学させていただきました。展示室までの搬入経路や美術品の管理についてなど、貴重なお話を窺うことができました。

星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳

山梨県立図書館

松本市を後にバスは山梨県方面へ移動し、次の見学先はリゾナーレ八ヶ岳です。

ヨーロッパの街並みを思わせる「ピーマン通り」を中心に、おしゃれなカフェや物販店を見学しました。「星野リゾート」が提案する宿泊施設を体感し、とてもいい経験ができたのではないでしょうか。


そして、最後の見学先は山梨県立図書館です。

JR甲府駅から徒歩3分の駅前図書館で、「図書館戦争」の映画のロケ地としても有名な図書館です。県民とともに成長・発展していく「山梨県民図書館の構築」をコンセプトとして計画され、この日も、たくさんの地域の方が図書館を利用されている様子が窺えました。

今回の研修では、各施設のご協力のもと、普段はなかなか見ることの出来ないバックヤードなども見学させていただき、学生たちにとってとても貴重な経験となりました。充実した見学会となりました。お忙しい中、ご協力いただきました施設関係者の皆様、本当にありがとうございました。


また来年も、国内建築研修旅行を実施する予定です。

学生の皆さんの参加を、心よりお待ちしています!!



[見学施設 / 設計者]


市民交流センターえんぱーく / 柳澤潤・コンテンポラリーズ

安曇野ちひろ美術館 / 内藤廣建築設計事務所

まつもと市民芸術館 / 伊東豊雄建築設計事務所

松本市美術館 / 宮本忠長建築設計事務所

星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳 / マリオ・ベリーニ

山梨県立図書館 / 久米設計・三宅建築設計事務所共同体


< 前の記事 | ニュース一覧 | 次の記事 >