ファニチュアデザイン専攻の卒業制作状況
■インテリアデザイン科ファニチュアデザイン専攻3年B組
デザイン科ファニチュアデザイン専攻の最終課題である、卒業制作。。
今年から大きくカリキュラムが変わった新体制で、初めての卒業制作となり、なにができるのか!!

ファニチュアデザイン専攻の木加工の作業場として、14号館の地下にある第10実験実習室(通称木工室)で行われます。
担当する講師先生は、青木(健)先生と吉原先生の2名で木工室実習をおこなっています。
卒業課題の課題は、「椅子」
今年は5名の学生が在籍しているので、、、見た事のないオリジナルの椅子が5脚現れる模様。。どんな椅子かは画像から察してみてください。

彼女は、一昨年に若年者ものづくり競技大会で、敢闘賞を受賞した強者です。秋田出身で、家具づくりを学ぶため上京して2年がたちます。
そして、、卒業制作提出キンキンのこの状況で、就職活動もしているようです。。。なんと希望就職先の勤務地は京都。。。本州横断迄もう少し、、、
そんな彼女が今作業しているのは、座面(座板)の加工中。仮組みしてある木フレームに合わせてながらナイスカーブを削りだす。

詳細のお伝えは、本人NGにより控えますが、、、一部ご紹介!!
上写真↑↑は、背板と脚の接合部なのですが、上写真のような隙間、、スキマ、、すきま、、が納得できない様子。
この場合は、脚を加工して微調整し、理想のピタッに納めるのだそうです。。
確かに、指物系の家具にとって隙間は致命傷。。0.05mm以下の作業で神業的な調整をおこないます。。すごい!!
↓↓そんな彼女と負けず劣らずな彼。。。実は彼も一昨年の若年者ものづくり競技大会に出場した猛者。。。

下を向き、金定規を持ち、なにをしているのかというと、、、、、、

ベニヤ板に描いた1/1(原寸図)を確認し、なにやら微調整をおこなう様子。。。。
彼のデザインした椅子の脚に変更があるのか、、、、、と脚はいいとして、座面とかはどこにあるのかと、、、探していると、、、

ありました、、彼の椅子の全貌が明らかになりそうですが、、、、
背から肘受けにかけて背を包むようなカーブを描いているような形状、、、、
アッ、、これは、、、かの有名なウェ○○ーさんのデザインシンボルに近しい形状では??
重要なそのパーツの両端には、講師の吉原先生いわく、「手袋」が装着され、かわいい印象に、、
現在、その吉原先生の懸命な微調整で着々と完成へと近づくが、、、ものすごく難しそう。。。。がんばれー!

他にも、、、木工室を見渡すと、新聞紙にくるまった人形に何かの作業している彼。。。
もしかして!?この人形の上に………詳細は完成を待ちましょう。。。

彼もまた、ステキカーブを装備した椅子を制作している。。。仕上がりは近い様子だ。。

そして、5名中もっとも椅子製作が早かった彼(写真には映っておりません)は、箱物を追加製作中。。
提出まで、残り9日間……実習作業日を考えるとそれ以上に少ない……全員仕上がるか、、、乞うご期待!