建物見学 葛西臨海公園[ 建築学科 ]

美しい軸線です。
建築学科3年生は、10月から進級課題である『公共施設設計』に取り組みます。
現在は、計画地や用途の選定、法令調査を行っています。
そうした課題への準備のひとつとして葛西臨海公園に谷口吉生氏が設計した2つの建築を見学に行きました。
まずは、展望広場レストハウスを見学しました。
駅から公園の中心軸である「海へのプロムナード」を歩いていくと、美しい軸線が浮かび上がる気持ちの良い空間となっていました。
まるで、海へのゲートが歓迎してくれているようでした。

水面が東京湾までつながっているようです。
続いて、東京都葛西臨海水族園に向かいます。
プロムナードから近づいていくと、噴水地の水面と東京湾の水面が連続しているように見え、美しい水の風景が迎えてくれます。
ガラスドームのエントランスから水族園内部へ下っていく様子は海の世界に入り込んでいくような感覚でした。

天気も良くて気持ちのいい日でした。
学生たちは色鮮やかな魚たちを見たり、屋外テラスで海風を感じたり、体全体で建築を感じることができたのではないかと思います。
これから制作する進級課題に期待しています。
[ 建築学科3年 ]