椅子づくり[ファニチュアデザイン専攻3B]

インテリアデザイン科ファニチュアデザイン専攻3年生の卒業制作は、「椅子」
「完全オリジナルな椅子」
制作は、そのデザインから始まり、最後は本物を作り上げる。

原寸図と呼ばれる図面。
1分の1で描かれる椅子の図面。
大まかな形を捉える以上に繊細な角の仕上げ、材と材の接合方法。。。
原寸図には、デザイナーの細部に至る思いが詰め込まれていきます。。

その原寸図を基軸に、、、いよいよ製作がはじまります。

べニアスタイルと紙スタイルの原寸図がありますが、本来はべニアスタイル(省略をしない原寸図)で製作に挑みます。
図面を眺める姿は、もはや職人のオーラを漂わせていますが、、、まだ学生です。
(ちなみに、写真の彼はとても心優しい)

材料に印をつけ、加工をする。
この単純な作業にミリメートル以下の精度が問われる。。。
丁寧で素早い作業がリズムよく進められている姿をみると、、、
3年生というビギナーではないパワーをひしひしと感じさせる。。。

ファニチュアデザイン専攻3年生、家具加工を始めて2年目。
1つ1つの作業がスムースに流れる。。。

撮影時に、少し構えてしまい半笑い気味ですが、作業は丁寧かつ素早い。。

作業が進みだすと徐々に形があらわに、、、、

いよいよ完成まじかであろう椅子づくり、、、
自分でデザインをおこし、自分で製作をする。。。

椅子だけではなく、その椅子とほどよく合うテーブルや照明も製作をします。。。

材料は主に木材を利用しますが、比較的柔らかい真鍮などもミックスし製作をしています。
完成が近い椅子づくり、、、今後も彼らの椅子づくりに期待です!!