好きならばこそ、、[インテリアデザイン科ファニチュアデザイン専攻2B]
どう勉強したらより良くなるのか、、、
どう描いたらもっとうまくなるのか、、、
本日は、肯定的とは言い難いメッセージの強めなエントリー。
学生達の心のどこかに、必ず芽生える「どうしたらいいんだろう」疑問。
自分の中で解決しようとすると、、、大抵は失敗に終わるかもしれないけど、
それでもいいのかもしれない。。。好きならばこそ失敗してやり直せばいいのではないか?

インテリアデザイン科ファニチュアデザイン専攻2年生の進級課題のエントリー。
課題は、「ソファのデザイン」である。
上の写真は、学生がデザインし、模型製作をした作品である。
○―グルという検索エンジンで[sofa design]で検索をしてみると、、
筆者が描いてはいけないのかもしれないが、絶対にこの形状はあるだろう。

しかし、デザインした学生は、この形状をエスキスし、模型を製作し、図面を描いている。
かなり一生懸命描き、課題製作に苦しんだが、しっかりとまとめ上げた。

肘受け下に設計された引きだしも、形状通りの引きだせる仕組みだ。
彼は家具が好きなはずだ。好きだからこそ「インテリアデザイン科ファニチュアデザイン専攻」へ進んだんだと思う。

こちらの作品も同じ、ソファデザイン課題での違う学生の作品である。
好きならば、もっともっとチャレンジし講師や教員とヒヤリングを重ねに重ね、、
自分の力を目一杯使ったデザインを完成させたいと思うはずである。

脚の形状と肘受けの形状が一体化したフォルムが特徴的だ。
本当に吟味され、精査された形状なのか。。。
もし足りないと思うことがあるならば、もっともっと家具を好きなるべきなのではないか。。

この作品は、見応えのある組子状の背もたれのデザインが特徴的だ。

模型製作の完成度も高い。しっかりと組子をくり抜いて表現をしている。
好きならばこそこの組子の表現だってこだわれたはずである。
脚の形状についても、角脚か丸脚か、、、もっともっと悩んだはずである。
正解のない「デザイン」は、やはり好きならばこそやりきれるのではないか。。。

旅館などの客室で利用するように設計をされているようだ。
課題製作内では内観パースは1枚でよいのだが、、、
パースアングルについてもパース内のスタイリングについても、、、
もっともっとこだわれたのではないのか、、、、好きならばこそ。。。。

「ファニチュアデザイン」を学び、1年が経過。
家具が好き。家具デザインが好き。家具製作が好き。
いろんな気持ちで集まるファニチュアデザイン専攻。
自分が「こんなことしたい」って悩んで探したときに、「家具作り」や「家具デザイン」ということに、
興味を持ったのだと思う。。。好きならばこそ突っ込んで学ぶべきである。
本日のエントリーはそんな塩辛い内容でした。
今後のファニチュアデザイン専攻2年生の更なる成長に期待です!