はじめてのデッサン[インテリアデザイン科ファニチュアデザイン選択1A]
昨年度より、インテリアデザイン科1学年は、選択授業をおこなっております。
2級建築士と空間デザインの基礎を学ぶ【インテリアデザイン選択】
と
家具デザインと製作の基礎を学ぶ【ファニチュアデザイン選択】
という2つの選択があります。
今回のエントリーは、【ファニチュアデザイン選択】の「基礎(家具)製図」授業をご紹介。
上の画像は、「基礎(家具)製図」の初回授業で学生が、集中して描いたものになります。
まずはここを出発地点として、鍛錬を積んでまいります。
学生たちは、この石膏キューブをまじまじと見つめ、観察(かんさつ)し、画面にえがきます。
キューブの角や、エッジ部の陰影をよーーーく観察し、描きます。
描きはじめてしばらくすると、鉛筆が短くなってきます。そのあたりから、まずは鉛筆の削り方をレクチャー。
鉛筆削りではなく、カッターを使用しておこなう、、、、鉛筆削りで育った学生たちからすれば、、、
「なぜそんなに芯を出す意味があるのか?」などなど素朴な疑問がぽつりぽつり。。
しかし、授業担当である、畑澤先生の手直しを間近に受けていくと自然と意味にが分かってくる。。。。
そんなやりとりを繰り返し、、、あっという間に3時間が経過し、、、描いたものをみんなで講評。。。
インテリアデザイン科では、前期にも「基礎造形」という授業があり、そこでは「スケッチ」を学びますが、
またその世界とは違った時間を体感し、学生たちも次描くときは、もっとうまく描きたいと声を揃えていっていました。
美術を学ぶ大学や、専門学校から比べてしまうと、スタート地点の差を感じずにはいられないが、、、
ここから鍛錬を積み重ねていき、自分の技術となってほしいです。今後の彼らの頑張りに期待です。