そっぽ向かないで[インテリアデザイン科1年・エンターテインメント設営科1年]
インテリアデザイン科1年生とエンターテインメント設営科1年生の合同授業「インテリア計画」のエントリー。
今回の授業は、人と人との距離感についての授業がおこなわれました。
誰でも上の写真のような状態でお話することはできないでしょう。
この状態でお話ができるのは、何かの取引をひっそりとやるのようなシーン。まさに、刑事ドラマでいう「情報屋」と「それを利用する刑事」さながらなシーンが想像できます。
インテリアをデザインしたり、舞台やステージで再現するときに、
重要なソースとなる「当たり前の状態」。
「普通だったら、こうなっている部屋が多いよね!」
「あそこのああいうところは、こんな感じで座れるよね!?」
このような「当たり前の状態」にはちゃんとした理由があって、、、
それを授業で学びつつ、、デザインスタジオの可動式の椅子と机を、
うまーく利用して体感してみようという授業。。。
↑上の写真のような4人組の向かい合わせで座ってみる。
もちろん、通常の教室の状態よりも、話しやすい環境。
こういう状態の座席も同様に話し合いやすい。
専門的な知識から厳密にいうと、、、通常の向かい合わせよりこちらの方が話が盛り上がる配置となります。。。。
人と人がどちらを向きながら話すのかを、教科書を見ながら体感して覚えていきます。
また、人が座っている時の視線の「ヌケ感」についてもレクチャーがあり、、
棚の背板が抜けていることで、視線が通り、空間が広くみえたり、奥行感を感じることができたり、、、
通常の教室では体感することのできない内容が、デザインスタジオだと「見てわかる」ようになっています。。。
授業内容がどれほど、、、学生達に伝わったのかは、、、定かではありませんが、、、今後の彼ら彼女らに期待です。