かたちをつくる[インテリアデザイン科1A]
インテリアデザイン科の「インテリアエレメント」という授業のエントリー。
「インテリアエレメント」では、油土・スチロール・木・樹脂・石・金属・FRPなどを素材として、様々なかたちを造形する授業。
今回は、油土とスチロールを使用した「キャラクター造形」をご紹介。
以前投稿した「野菜[エンターテインメント設営科2A]」と同じようなながれで製作を進めます。→以前の記事はこちら
それぞれ選んだキャラクターをスケッチしていきます。
絵本や資料に描かれたキャラクター達はいろんな方向を向いていますが、
それぞれ「正面」「側面」「背面」と正投影した状態をイメージしながらスケッチしていきます。
「えっ〇ッフィーを選んだんだけど、この子、、、正面しか向いていないんだけど、、」
と、多くの学生が戸惑い、次の言葉が「わかんない」、、、思考停止をしてしまう。。。
しかしデザイン系の「インテリアエレメント」の授業はここからが重要で、、、
見えていない部分や不明確な部位を、自分で「イメージ(想像と創造)」して「描く(アウトプット)」訓練をしていきます。
自分がイメージして描いたスケッチをもとに、油土を使用して「立体」にしていきます。
立体で再現してみると、ボリューム感をつかむことができます。
「意外と胴体が太いな~」とか、「腕意外と筋肉質なんだな~」とか、、
いよいよスチロール(スタイロフォーム)を使い、油土モデルとスケッチを確認しながら削っていきます。
スチロールにキャラクターの輪郭を写し取りつつ、、いざ、、、、
彼女らの真剣なまなざし。。。削りすぎてしまうと戻ることができない。。。
様々な失敗を経験しながら、多くのことを体感する「インテリアエレメント」
スチロールの造形が終わると、今度は色付けが始まります。
今後の彼ら彼女らの再現力に期待です。