バルール?明暗?[インテリアデザイン科1A]
インテリアデザイン科1年生「基礎造形」のエントリー。
「基礎造形」は、美術の授業のような内容です。今回は、鉛筆の濃淡を利用した「明暗(バルール)」について練習をしました。
~静寂の金曜日(とある学生の気持ち)~
教室の中を腕組みをした講師が歩き回る。
今日は午前中で授業が終了する金曜日。週末への静かなワクワク感を心に抱きつつ、
みな、集中した面持ちで、モノクロコピーされた原図をスケッチブックに描き写している。
シュッ!サーッ!サササッ!
アクリル定規と鉛筆を使い、原図をなぞる音が教室に響く。
スケッチブックに写された下絵。多少の達成感を感じつつ次の作業へ意識を集中する。
次の作業は、原図を見ながら「明るい場所」「暗い場所」を探し、鉛筆の濃淡でもって塗り分ける。
この作業はこれまで何度も練習してきた、慣れた慣れた手つきで描き始める。
始めてみたら、あっという間に時間が経過していた。
フーっと一息つく。
あれ?上の画像のようにうまく明暗が表現できていない(汗)。
(上の画像は、先輩が描いた参考作品である。)
消しゴムを使用して、塗り込んだ面の色を落としたり、描き足したりしながら調整は続く。
何事も集中できるのは「素晴らしい時間」です。
静寂の金曜日は毎週続く。。。