木のおもちゃ[インテリアデザイン科1A]
インテリアデザイン科 1年生「インテリアエレメント」のエントリ。
現在インテリアエレメントでは、「木材」を主たる素材とした木のおもちゃ製作を進めています。
「丹波の森ウッドクラフト」という木のおもちゃコンペに向けた作品づくりをしています。
コンペでは、「発想力」と「完成度」が重要となりますが、学生たちはまず「木材の加工」について触れることを重要視しています。
自分が「イメージしたモノを、どうやって作るのか」を自分の製作を通して学びます。
アプリのゲームやSNSなど、浴びるほどの情報と日々格闘している彼ら彼女らにとって、
即席的でない「木材加工」はなかなか根気のいる作業の分野となってしまう。。
そんな「飽きた~」「簡単にできない~」の実体験が重要。今後、空間づくりや家具づくりを学んでいく彼らの「図面」を、
実物のものにする人たちの気持ちを感じることのできる素敵な課題。
ある程度作品のパーツが作りこまれていくと、組み立てに入っていくわけだが、そこにもトライ&エラーの繰り返し。
「イメージでは、接着できそうだったけど、実物はこれでは接着できない~」なんて体感がめちゃくちゃ重要。
1年生の多くは、自分がイメージしたモノがそのまま製作できると思っている「幸せ脳」「エセアーティスト脳」。
そんなハチミツのようなあま~い脳の構成を「できない」壁が立ちふさがる瞬間、、、
「あきらめて停止」してしまうのか、「同じ形を崩さないように工夫した方法を探る」のか、
大きな分かれ道の連続です。
完成度として本当に問題ないと思ってるか?
しっかり自分自身の精神と格闘してもらいます。多くの学生が、よりよい完成度を目指しつつ、、
改善点を自分で見出して、作業を進めていきます。
次回は完成したものをご紹介いたします~。
完成までのラストスパート!しっかり頑張ってほしいですね!
今後の彼ら彼女らのあきらめない心に期待です。