山岳部夏山登山合宿 [山岳部]
山岳部夏山合宿記録
【雲の上の散歩がしたい!】
森林限界。
大きな木々がない岩の世界。
360度パノラマビューな世界。
そんな上界は雲の上。
まさに下界を見下ろし、雲を見下ろし、天然クーラーの世界を感じたい。
3泊5日の夏山合宿が始まった。
初日。北アルプスの登山口まで、山岳夜行バスで向かう。夜中、、、道の駅での乗り換えはメンタルをやられる。。。
登山開始から2時間程度経過。全メンバーが15キロ以上のザックを背負い登る。
「胸突八丁」初日行程の山場。。ここからの1時間はキツカッタ。。。と思いきや、、、、
小屋前まで到着すると、ご覧のポーズを披露してくれるナイスガイ達。通称「ヒーローポーズ」
彼らが生きてきた人生観の中で、最高にイカしているヒーローのポーズを表現しているらしい。
初日の疲れをテントで癒しつつ、2日目。。
今日から稜線歩きである。天候は、残念ながら曇り。。。でも稜線歩きはとても楽しい。
軽やかなステップでグイグイコースタイムを削り、予想より大幅に早く、目的である「大天井岳(おてんしょう)」に登頂。
やはり、頂上にくると、ココロオドルらしい。ヒーローポーズをキメてくれた。
(一部、山ポーズのメンバーもいます。)
大天井登頂後は、天空ベンチで昼ご飯。
メンバーで協力してつくるラーメンが最高に美味しそう~。
3日目。常念小屋名物である、「ご来光」を飽きるほど浴びる。
今日の行程は、ロングコース8時間を歩き切らねばならない。。。
さらに、3つの山を越えるハードスタイルである。ツールドフランスでいう超級山岳コースである。
まずは、直登急登の1時間を耐え忍び、登頂できる常念岳を制覇。頂上が激混みの為、ポーズが取れず、、、、
さらには、メンバーの何名かは、少しメンタルをヤラレ始めていた。。。
そこから2つ目の山へ向かう。ルートを見る限り、「下って、登る」が見えるだけに、ここでもメンタルをヤラレ、、、
2つ目の頂上への登り途中。振り返ると、歩いてきた道の長さや高低差に驚かされる。
メンバー同士で励ましあい、、なんとか、、、、
蝶槍へ登頂。お気づきだろうか、この時点で2名はメンタルをヤラレ、ちょっと元気がない。
しかし、山の上ではそうも言ってられないので、お昼休憩をしっかりとり、、3つ目のピークへ登頂する。
蝶ヶ岳へ登頂をする。蝶だけに、バタフライ風なヒーローポーズをとってくれています。
メンバーの顔を見ると、元気が、、、生気が蘇ってきている。。。
そこから長ーーーーーーーーい下り道をたんたんと歩きぬき、3日目のゴール「徳澤園」へ到着。
もはやキャンプ場である。快適な夜を過ごしつつ、、、
4日目、東京への帰路の為、上高地まで平坦ハイキングコースを、トレーニングしながら下山。。。
メンバーの1人が、、「これ、後ろのザックと前のザックで、プラスマイナイスゼロじゃね~?」
という謎の一言をきっかけに、、建築系専門学校の血が騒いだのか、、
「荷重がどうだの、これでゼロなら荷物下ろしたら浮くんじゃね?」
とさらに謎の一言を発しながら、新宿行の中央線あずさに乗車。
全メンバーが無事に東京に帰ってきました。
長い合宿お疲れさまでした。日焼けをしっかり治しましょう~!