極める[ファニチュアデザイン専攻2年生]
インテリアデザイン科ファニチュアデザイン専攻2年生「家具製作」のエントリ。
ファニチュアデザイン専攻2年生は、4月から本格的な家具製作を学んでいます。
前期の集大成として、「小抽斗」を作成しており、現在は抽斗部分の製作真っただ中。
蟻組という仕口を用いて、組まれた抽斗たち。
学校から貸し出しされる鑿(のみ)や玄翁(げんのう)を手入れしながら製作を進める。
「ケガをしない」が最低条件の製作現場。全員集中しながら作業をすすめていると、
木を削る音や、木の擦れる音しか聞こえない。
どの学生を撮影しても、超集中スタイル。誰もがその技術を「極めていきたい」と願い練習をする。
玄翁と鑿の使い方も少しづつ慣れてきており、こういう時期が一番危ないと講師教員は口をそろえて言う。
「気を引き締めねば」
自分が加工した材料の置き方も、徐々に徐々に意識に変化がうまれてきており、上の写真のような置き方は、少なくなった。撮影後、講師教員に注意されておりました。
ケガやキケンの無いように、集中して作業をする。当たり前のことであってもできないときにケガが起こるわけですね。
「極める」
繰り返し繰り返し、1つ1つ作業を確認しながら自分の技術力を高めていく。
その行為や時間が、製作した仕口や継ぎ手に表れてしまう世界。
美しく完成度の高い作品作りを目指してほしい。今後の彼ら彼女らに期待です。