見て、触れて、体験する土木建設業
土木建設科の1年生が、茨城県は結城市を流れる鬼怒川で、土木施工の現場見学に行ってきました。
今年は台風による水害が甚大でしたが、その原因、皆さんは知っていますよね??
台風の影響で河川の水量が増し、そのエネルギーに堤防が耐えきれず決壊してしまった為です。
今回は、そういった被害を抑える為の護岸工事の様子と、施工に関わる様々な技術を体験する見学会でした!
コーディネートしていただいたのは、茨城県取手市にある常陽建設株式会社様です。
見学では、現在施工中の堤防を見せていただき、その施工法や堤防の仕組みを教えていただきました。
また、水害が発生するメカニズムを、模型を使って分かりやすく説明していただきました。
この模型、常陽建設様のオリジナルだそうで、街に水が流れ込む様子や橋が押し流される過程が分かりやすく表現されていました!
土木建設業の測量技術も外せません。
GNSS測量(GPS)や、一人でも観測ができる測量器械の操作を体験。
ここで観測した成果が、後に思わぬ形で現れます。
こちらでは、何やらサクサク動いているようですが・・。
サングラスのような物を掛けている彼。
これはスマートグラスといい、彼が見ている光景が離れたテレビモニタに映し出される、スパイ映画のような器械。
現場の指揮の遠隔化が可能となる技術です。
今回は、スマートグラスで映し出された映像で、ジェスチャーゲームを行い、得点を競い合いました。
遊びを通して最新技術を体験する。
贅沢な見学会です・・!
他にも、バックホウの操縦体験や、
VR技術による、仮想現場体験、
高所作業車の試乗も体験させていただきました。
最後に、UAV(ドローン)の空撮で集合写真を撮影!
地面に書いてある「Site Tour」の文字は、測量体験で学生が作り上げたものです。
遊び要素なども盛り込んでいただき、色々と趣向を凝らした体験・見学会でとても楽しく土木建設業のことを知ることができました^^/