家具の卒業制作[インテリアデザイン科ファニチュアデザイン専攻3年生]
インテリアデザイン科ファニチュアデザイン専攻3年生「卒業制作」のエントリ。
ファニチュアデザイン専攻3年生の卒業制作は、1年間じっくり使用して、椅子のデザイン、材料発注、製作までをおこなう卒業制作。
家具の製作図面や、材料の見積もりから発注、製作まですべてを自分一人で進めていく「独り立ちスタイル」
もちろん、図面チェック・デザインチェックはもちろんのこと、製作方法や加工手順などは、すべて学生と講師・教員の綿密な連携で進めていきます。では早速完成した作品をチェックしてみよう。。
多くの学生がテーブルとイスのセットでデザインしつつ製作までおこなっています。
こちらの作品は、シンプルなデザインでまとめたナチュラルスタイルな家具。
あえて六角ビス頭を露出しているデザインの特徴としては、ノックダウン(組み立て)家具というスタイルで、部材の分解ができるようになっている。
正面からの佇まいも、細みを感じるシャープなデザイン。女性も男性も愛着わく一品となるだろう。。。
つづいて、、
椅子の背板が、誰かにかじられたようなデザインが特徴の椅子。
木材樹種の色味とそのまま活かしたデザインは、甘味すら感じてしまう。そう、、まるでクッキーのようだ。
全体を見てみると、椅子としての機能をカヴァーしつつも、ポッキーとクッキーな組み合わせも感じる一品である。
つづいて、、
こちらも樹種の色見を活かした、シンプルでシンメトリーなデザイン。
つづいて、、
一脚でも、その形状の特異性を漏れ出させているデザイン。二脚並べると、、、
蝶の羽のようなフォルム。学生らしい一品である。
つづいて、、
やわらかな座面と背板、脚の曲線が美しいデザイン。
背面から見るとさらに美しさを感じるラインが最大の特徴であろう。
背板の木目は、ふつうの木目と違った面持ちで美しさが際立つ。製作した学生が意図して背板に使用していることがわかる一品である。
ファニチュアデザイン専攻で学んだ2年間の集大成としてデザインから製作までおこなった卒業制作。
いよいよプレゼンテーションが始まる。。。最後のプレゼンテーションに期待。。。
製作するものが終わりひと段落の瞬間である(1名掲載NG)