卒業制作発表会[デザイン系学科]
「卒業制作発表会」2月上旬、1週間をかけた発表会が始まった。
インテリアデザイン科・インテリア科・エンターテインメント設営科の3学科の全学生がプレゼンテーションをする。
それぞれの科に分かれて、それぞれの学科の担当講師・教員の講評をいただきながら、一人づつ一人づつ。。。。
インテリアデザイン科インテリアデザイン専攻3年生の発表は、デザイン系学科上級学年ということもあり、プランの構成からまとめ方など、それぞれの学生がこだわりをもって発表をおこなっていました。
インテリアデザイン科1年生達も、発表を聞くことができました。再来年の参考にしよう。。
PCを使ったプレゼンテーションでは、着彩された平面図や手描きパース、3DCGなどを映しながらのスタイル。
インテリアデザイン専攻は、雑貨企画も課題の1部となっており、
上画像の学生はレコードをモチーフにした照明を企画したようです。
STEPホール中段には、発表を控える作品たちがずらっと並ぶ。
インテリア科2年生も、同じようなスタイルでプレゼンテーションです。新たな試みとして、それぞれの学生の発表前に、担当教員・講師からのプランについての概略説明・取り組んでいた姿勢などが発表され、学生と教員・講師との密な連携のもと、卒業制作が進められていたことが感じられるプレゼンテーションとなりました。
さて、エンターテインメント設営科2年生のプレゼンテーションです。
毎年模型の完成度も高く、提出されている図面図書の厚みが3cmを超える学生もチラホラ。
厚すぎる図面図書に裏付けされた綿密なプランが発表されていました。
インテリアデザイン科ファニチュアデザイン専攻3年生のプレゼンテーションは、「現物」の強みです。
彼らがデザインしたものの「実物」「現物」があるので、わかりやすく理解しやすい。
また、今までプレゼンボードだけで説明していたスタイルから、全員がPCを使用して、自分の椅子を発表しました。
大きなモニターに映し出すことで、今まで以上に理解しやすくわかりやすいプレゼンテーションとなりました。
デザイン系学科のそれぞれの学科が挑んだ「卒業制作発表会」
それぞれの学生が、いろんな思いを噛みしめつつ、ようやく卒業となります。
ある講師が、、、
「ここにいる全員に、卒業制作があり、一生自分の卒制を引きずって進んでいる」
といいます。筆者もこの言葉に共感しています。
思い出すと、、、恥ずかしさ、頑固さ、未熟さ、未完さ、ムムム、、
今後、彼ら彼女らの作品群は、東京都美術館で開催される展示会で展示される予定となります。
ぜひお立ち寄りください。