【学校行事】第60回体育祭を開催しました。
専門学校である中央工学校は、建築・土木を学ぶ学生達を中心に、男気溢れる若者が多い。
身体を動かして「何かを創り上げる」ことが大好きな彼ら彼女らにとって、この「体育祭」というイベントは、オフィシャル的に「ハジケルことのできるイベント」なのである。。。
そんな様子をご紹介していこう。
中央工学校の体育祭は、今年度の春に入学した新入生が参加するイベントである。
新入生たちの闘いの舞台は、1990年頃に建築家・六角鬼丈氏によって設計された「東京武道館」である。
体育祭を運営する委員たちは、2年生が中心となっている。スポーツ健康学科2年生が競技運営を担当する前線部隊。他学科から有志として集まった建築・土木系の学生は、召集などを担当するサポート部隊。
参加学生一同がフィールドに整列し、いよいよ開会式が始まる。
中央工学校の先生方も、様々なサポート作業をしていただくため、力を漲らせている。。。。
美しい背の順。。。。
毎年多くの学生たちの脚がつる為、入念に準備運動をおこなう。。。
いよいよ4色(赤、青、黄、緑)に分かれたチームによる闘いの火蓋が切って落とされる。。。
第1種目は、各チームのモチベーションを上げる競技「しっぽ取り」。男女混合4色が入り乱れる競技。
第1レースは例年のごとく控えめなスタートを切ったものの、毎年神業的な時間配分でスムーズな進行を務める競技タイムキーパーのスポーツ健康学科・宮崎先生の「動き回ってくださーい」「止まらずに取り合いましょー」というアナウンスが響き渡ると、第2レース以降はクイックな闘いとなった。。。
第2種目は、女性の闘い「玉入れ」。
スタートからトラック半周、、、今年度の女学生たちは、ハイレベルな闘いを繰り広げた。
玉を数え終わると、勝利した色の組の観覧席からは太い声援が、、、、、
第3種目は、体育祭の花形競技「クラス対抗リレー予選」。東京武道館の小さなトラックを、減速しないように巧みに走り回る姿は実に印象的。久しぶりに「全力疾走」する学生達の思わぬ転倒で、会場が1つになります。。。
第4種目は、新競技「徒競走」。超短距離(20m)の瞬発力を競う闘い。予選→決勝へ上がると、1人1人紹介してくれるナイス演出。
ここまででようやく午前の部が終了。。。お昼休憩となり、会場中にすこーしだけ良いにおいがたちこめる。。。
しかし、タダ休憩をしないのが堅実な中央工学校たるゆえんである。お昼休みに「シャトルラン」をおこなう、なんと賑やかなお昼休みなのか。。。
最後まで残り続けた男性・女性には、中央工学校同窓会からそれぞれ賞品が授与されました!
シャトルランの熱が冷めやらぬ中、、、、慌ただしく競技召集が始まる、、、、
第6種目は「障害物競争」である。正確には障害物競争というより、走者ずつチームで協力しながら走るスタイルだ。15名で1チームの協力プレイが試される競技で、様々な波乱が勃発するナイスゲーム。
さて、建築・土木系の学生数が多い中央工学校で、一番力強く、たくましさあふれる競技は、第7種目の「綱引き」である。日頃、筋トレや力仕事で鍛え抜かれた筋力を、綱を引く力にかえる。
ピーンと張り切った大綱が1ミリも動かない超緊張状態から、徐々に均衡がくずれていき、やがて大波に飲まれるがごとく引き寄せられていく様は、見ていて自然と「おぉぉぉ!!」と言葉がでてしまう。。。
第8種目は、チームでの即興の団結力が試される「大繩跳び」である。縄をまわすのもクラスメイトで、今年度は20回以上連続で跳ぶチームが多くおり、盛り上がりをみせた。
残念ながら息があわずに1回も跳べなかったチームもあった。。。
第9種目は、頭に王冠を付けた王様を守る「王様ドッジボール」である。
男女混合の競技だが、例年であれば女子を王様にして守るという紳士スポーツらしい競技だったのだが、今年はどのチームも男性が王冠をかぶり、同じ男性に引っ付きながらボールをよけている姿が印象的。。
そして最後は「クラス対抗リレー決勝」。予選5レース中、タイムの早い4チームが出場でき、、、
今年は、赤組から2チーム、黄組から2チームとなった。。。
優勝は、学科名からして強く速そうな、そして結果も速かった「スポーツ健康学科」であった。
そして、すべての種目が終了し、閉会式へと進む、、、、今年の優勝は、、、、
黄組が優勝となった。
優勝旗授与。
松田校長より講評をいただき、無事閉式となった。
中央工学校体育祭は、新入生歓迎イベントして開催しています。体育祭実行委員の学生は、この1日の為に準備をしてきました。本当にお疲れ様でした。
また、体育祭実行委員会にご協力をいただいた、巡回指導担当の先生方・中央工学校同窓会・東京武道館の担当者様・先生方、本当にありがとうございました。