もちろんCADが主流であり、現在はBIMを導入した設計教育が行われている中央工学校。
写真は製図版とT定規と呼ばれるもの。
今はご存じない方もいるのでしょうか?
我々の時代はこの道具にしがみつくようにして図面を描いたものです。
下は本校の昭和52年の学生募集における電車の中吊り広告。
今なら願書受付中と書くのでしょうが、志願票と書かれています。
何やら時代を感じさせますね。
そこに男性が描かれていますが、T定規を小脇に抱えて何やら思案する技術者の姿。
長く中央工学校を象徴するシンボルマークとして使用されていました。
昭和52年といえば私すでに建築設計科の2年生。
夢をもって勉強していたあの若き日のことを思い出します。