梅雨入り待ちの先日、荒川河川敷での測量実習を視察しました。
この日は法務局・地方法務局測量講習(基礎)の方々が実習を行っていました。
曇天で風のある日でしたが、これからの季節は厳しいでしょうね、ご苦労様です。
建物(構造物)を作る場所はすべて地球の上(今のところ)。
その為にはその位置に実際の形状を描き出さなければなりません。
小さな住宅からダムや空港などが対象になる壮大な仕事です。
中央工学校は創立の翌年(明治43年・1910年)から日本で初となる民間測量教育を開始しました。
現在に至るまで25,000名を超える測量技術者を養成しています。
それはすべてこのような地道な実習の積み重ねによって成り立っています。彼らを見かけたらぜひご理解いただければ幸いです。