「歴史館 顕彰の間 ④」

創立80周年記念として建設された18号館(歴史館)には、顕彰の間と資料展示室があります。

創立以来の110年を超える資料など、中央工学校の足跡が展示されています。
「末ついに海となるべき山水も、しばし木の葉の下くぐるなり」。
第五代校長田中角榮先生が好んで使われ、直筆の色紙に残されています。
「いずれは広大な海に流れ込む水も、そこに至るまでには川の流れにもまれ、木の葉の下をくぐることもある。人間は多くの困難を味わい人生を送る。今ある苦しみや悲しさは一時のものだと信じ、辛抱することが大切である」との意味がこめられています。
苦学を重ねて本校を卒業し、実業家となったのち政界へ。
内閣総理大臣にまでなった田中先生ならではの重みある言葉です。
歴史館をお訪ねの際はぜひご覧ください。
中央工学校|「歴史館 顕彰の間 ③」 (chuoko.ac.jp)