中央工学校

本校は東京都北区にあります。

JR京浜東北線で荒川を越えればそこは埼玉県。
よって東京の北の端に位置します。
では何故「中央？」、どこが「中央？」、何の「中央？」という素朴な疑問にお答えいたします。
下の写真をご覧ください。
右下に東京駅があり、千代田区皇居の全景が映し出されています。
日本武道館・東京国立近代美術館・靖国神社などの表示が確認できますね。
さて、日本武道館の右（東側）にある赤い矢印をご覧ください。
そこが今から112年前の明治42年（1909）、中央工学校が創立された場所（東京都千代田区一ツ橋2-6-2）です。
日本の地理的中心であり、政治的中心でもある東京都、その中心である千代田区皇居。
そう江戸城のあった場所です。
そこからわずかに離れた場所で創立されたのが中央工学校です。
日本の中央、東京の中央、これが校名の由来です。

その当時出来た学校はほとんどが後に大学になったこともあり「創立以来の校名を維持しているのは中央工学校だけ」という説があります（諸説あり？）。
その後関東大震災や太平洋戦争による二度の校舎全焼を経て、北区王子に移転することになりますが、そのお話はいずれまた・・・。

創立以来の校名を守り、専門学校としての使命を全うする中央工学校。
歴史と伝統を感じさせる校名です。
本日は創立記念日、皆様の変わらぬご支援をお願い申し上げます。

「開校の地に建つ記念碑」中央工学校 (chuoko.ac.jp)

（校長ブログ：NO72）