昭和42年(1967)に竣工した丹下健三氏設計の静岡新聞・静岡放送東京支社。
社会や都市の発展に伴い変化するという、メタボリズム(新陳代謝)と呼ばれる運動のもとに建設されました。
その思考通り、樹の幹から伸びる枝のように張り出したオフィス空間。
そこで働く人たちには、その空間がどのように感じられるのか。
例えば街に飛び出すような浮遊感を感じるのだろうか、などとこのビルの前を通るたびに思います。
新橋から有楽町に向かう雑踏にあるこの存在感は、建築後57年を経ても一向に変わりません。
お近くをお通りの際はお見逃しなく。
校長ブログ「東京の名建築 ⑱ パレスサイドビルディング」(chuoko.ac.jp)
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