「東京の名建築 ⑳ 旧法務省本館」

法務省旧本館(赤煉瓦棟)は、東京都千代田区霞が関にある歴史的建造物です。
旧司法省庁舎として明治28年(1895)に竣工。
ドイツ人建築家のヘルマン・エンデとヴィルヘルム・ベックマンが基本設計を行った、ドイツ・ネオバロック様式の建築であり、明治の近代公共建築を象徴する建造物です。
大正12年(1923)の関東大震災では被害を受けなかったものの、昭和20年(1945)の東京大空襲により煉瓦壁と床を残してすべて焼失。
昭和25年(1950)に改修竣工したものを、平成6年(1994)に創建当時の様相に復元され、同年国の重要文化財に指定されました。
TVドラマでおなじみの警視庁本部庁舎の目の前にあります。
その威容さとスケールに圧倒され、しばし息をのむ私です。
皇居周辺を散策する際にはぜひともご覧ください。
校長ブログ「東京の名建築 ⑲ 静岡新聞・静岡放送東京支社」(chuoko.ac.jp)