「建設の力 ⑪」

思うところあって、勤めていた建設会社を退職しようとするたびに引き留められました。
転職先が同様の企業(ゼネコン)であった場合はなおさらでした。
しかし中央工学校からお誘いがあり、教員として再スタートしたいと上司に打ち明けた時、引き留められることはありませんでした。
「お前はそれが向いているように思う」「引き留めないから好きにやってみろ」と先輩や上司は送り出してくれました。
竣工間際の3月中旬、忙しく働く同僚を横目に見ながら、現場を引き上げてきた日を忘れることができません。
あの時気持ちよく送り出してくれた皆さんのおかげで現在の私があります。
第二の青春時代を過ごしたあの若き日、お世話になった皆さんに心から感謝しています。
ゼロからものを造る喜び、ハードだがこの上ない達成感と誇りある仕事。
志ある若者よ、来たれ体験入学へ! 来たれ中央工学校へ!
校長ブログ「建設の力⑩」(chuoko.ac.jp)

撮影:平成31年(2019)  1月 中央工学校 新校舎建設工事