「建物の質は階段に現れる」これが私の持論です。
一般の方は見落としてしまいがちな納まり(ディテール)や空間構成に、設計や施工の技術力が隠されています。
そこを発見するのが楽しみで私は階段に注目しています。
階段の中でも特に難しいのが、螺旋(らせん)階段。
写真をご覧ください。
21号館STEPにある螺旋階段です。
いくつもの螺旋階段を見てきましたが、なかなかの出来栄え。
このステンレス製の手すりをよく見て下さい。
実に美しい曲線です。
平面的な図面を描くことは出来てもこれを立体にして、それも金属を曲げて作るわけです。
あまり一般の方が入らない場所にあるのですが、機会があればぜひご覧くださいませ。
校長ブログ「美しい階段」 (chuoko.ac.jp)
