「がっつり」

以前から気になっていた言葉「がっつり」。
当初は聞き間違いかな?と思っていました。
「がっちり」という言葉は普段から使い慣れていますが、「がっつり」には違和感あり。
しかし、最近ではテレビでもアナウンサーが「がっつり」。

例えば旅番組で地元の名品を「私もがっつり頂きました」などです。
ちなみに私が使う「がっちり」をネット辞書で調べてみると、「引き締まって丈夫そうなさま、頑丈なさま、がっしり」。
どうも体格系を表す「がっしり」に近い言葉のようです。
日曜日の朝のテレビ番組に「がっちりマンデー」。
昭和の時代には「がっちり買いまショウ!」というのがありました。
私は「あの人はがっちりしている」などのように、少し皮肉を込めた「しっかり」を「がっちり」として表現しますが、これらの番組タイトルから考えれば、妥当な使い方のようです。

一方「がっつり」を調べると、「十分であるさま、たくさん、たっぷり」などと出てきます。
また、「北海道(四国・九州など)の方言から派生し、2000年代以降一般的に使われるようになった」との説を発見。
結果的に(諸説ありますので明言はできませんが)、方言から派生し、若者を中心に浸透してきた言葉ということになります。
よって、昭和の男である私の違和感は間違っていないように思います。

皆さんはいかがです?昨日は晩御飯を「がっつり」頂きましたか?それとも「がっちり」?