「美しい階段 ④」

「建物の質は階段に現れる」これが私の持論です。
一般の方は見落としてしまいがちな納まり(ディテール)や空間構成に、設計や施工の技術力が隠されています。
そこを発見するのが楽しみで私は階段に注目しています。
写真をご覧ください。
どこだかお分かりになりますか?

そうです、東京ディズニーシーに浮かぶ(?)S.S.コロンビア号の階段です。
艤装(ぎそう)という言葉がありますが、船における船体を完成させて海に浮かべた後に行われる様々な工事を表します。
船の中の内装工事もそのひとつです。
特に豪華客船の内装工事は、常に超一流の会社が施工します。

S.S.コロンビア号は1900年代初頭のアメリカの港町に浮かぶ豪華客船を再現しているそうで、100mを超える全長は迫力満点。
あたかも実際に海に浮かんでいるかのような錯覚を覚えます。
映画「タイタニック」をご覧になった方はおわかりでしょうが、「浮かぶ豪華ホテル」という表現がぴったりです。
実際にそのような船に乗ることの出来ない私ですが、東京ディズニーシーを訪れる度に、この精緻な技術に見入っています。
最高峰の技術で作られたこの船、そしてこの美しい階段。
皆様も是非お見逃しなく。
校長ブログ「美しい階段 ③」(chuoko.ac.jp)