日本橋高島屋は、昭和8年(1933)「東洋趣味を基調とする現代建築」という様式を求めた設計競技にて当選した、高橋貞太郎氏による設計です。
高橋氏は上高地にある帝国ホテルなどの設計者としても知られる建築家です。
その後村野藤吾氏による改修設計を経て、現在に至ります。
エントランスから続く吹き抜けには大理石の角柱が並びます。
その柱頭にある肘木(ひじき)や、格天井(ごうてんじょう)を彩るシャンデリア(村野藤吾氏設計)から、「東洋趣味を基調とする」というテーマが見て取れます。
木目であるかのような大理石の壁によるエレベーターは、創建時から変わらないそうです。
重厚な西洋の様式に和風建築の意匠を取り入れたこの建物は、平成21年(2009)に百貨店建築として初めて国の重要文化財の指定を受けました。
昭和建築の代表作とされる日本橋高島屋。ぜひ一度訪れてみて下さい。
校長ブログ「東京の名建築 ㉓ ミキモト銀座2丁目店」(chuoko.ac.jp)







