「2025年 大阪・関西万博」

2025年4月から10月までの間、大阪・関西万博が開催されます。
開催場所は大阪湾に面する夢洲(ゆめしま)。
すでに会場のシンボル施設となる「大屋根(リング)」の基本設計が発表されています。
「大屋根(リング)」は京都の清水の舞台のように、木の梁(はり)と貫(ぬき)で支えられ、円周約2㎞・高さ20mという世界最大級の木造建築物となるそうです。
会場デザインプロデューサーは建築家の藤本壮介氏です(藤本氏は2004年に日本建築家協会(JIA)新人賞を受賞され、2008年には中央工学校(STEP)で講演を行ってくださいました)。

下の写真は1970年に行われた「大阪万博」の跡地(万国博記念公園)に立つ「太陽の塔(岡本太郎氏)」です。
すでに撤去されていますが、丹下健三氏が設計されたお祭り広場の大屋根を突き抜けて立つ姿は、万博を象徴する巨大モニュメントとなりました。
そこに77か国・6420万人が集まったと記録されています。

今からわずか2年半後の2025年4月。
果たしてその時日本は、世界はどのような状況になっているのでしょう・・・。
太陽の塔よ、教えてくれ・・・。