9月1日(金)日本建築学会関東支部千葉支所主催による「日本大学生産工学部図書館 見学会」に参加して来ました。
大高正人氏の設計、構造は木村俊彦氏によって、昭和48年(1973)に建てられた日本大学津田沼キャンパスにある図書館です。
PC(プレファブリケーション)部材と鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造を融合させた「空中架構形式」により構成される大空間。
コンクリート打放の柱や梁が現れた外観は、日本古来の建築を思わせ迫力すら感じます。
建築後50年が経過し老朽化の否めない部分も見られ、今後の維持保存が課題となっています。
建築構造の大家である木村俊彦氏は、中央工学校の教育課程編成委員会の木村高陽委員のご尊父。
その偉業と功績に改めて敬意を表します。
主催者である小島聡支所長をはじめ、ご案内いただきました日本大学生産工学部の先生方にお礼申し上げます。