浄土真宗本願寺派の寺院である築地本願寺。
海を埋め立て、土地を築いたことが名前の由来とされる築地に建っています。
伊藤忠太氏の設計により昭和9年(1934)に竣工。
伊藤忠太氏は大倉集古館・震災記念堂・湯島聖堂などを設計したことで知られる建築家ですが、「造家」と翻訳されていた「Architecture」を「建築」と訳すべきと提唱した建築史家としても知られています。
インド寺院風?の外観にまずは驚かされますが、各所に独特の動物?像が配置されており「????」となること間違いなし。
まるで異空間に迷い込んだような気分にさせられます。
今から120年も前にアジアに留学し、中国・インド・トルコへと旅した建築家の計り知れない建築観に驚嘆するばかりです。
ぜひご自分の目で確かめることをお勧めします。
中央工学校|「東京の名建築 ⑮ 庭園美術館」 (chuoko.ac.jp)
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