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「三五荘令和大改修 ㉑」
三五荘の改修工事もいよいよ大詰め。 茅の葺き替え作業が終了しました。これから外部の足場が解体され、二度とこの角度から見ることはできません。棟飾りの銅板に負けない茅の輝き。人の手による技以外にあり得ない直線と曲線の織り成す […] -
「三五荘令和大改修 ⑳」
三五荘の改修工事もいよいよ大詰め。 棟の銅板飾りが終わり、敷き込んだ茅の刈込が進んでいます。機械(いわゆるバリカン)作業が中心ですが、肝心な部分は手作業によって丁寧に仕上げられています。長かった工事も終わりが近づいてきま […] -
「三五荘令和大改修 ⑲」
三五荘の改修工事もいよいよ大詰め。 以前ご紹介した原田六郎氏の名前の入った幣串(へいぐし)を天井裏の元の位置に戻しました。その際学校法人中央工学校堀口理事長名の銘板をお隣に設置。幣串とともにこの銘板が人目に付くのは、いつ […] -
「三五荘 令和大改修 ⑱」
三五荘の茅葺き替え工事も後半に入り、茅を載せ替える作業は終了。 現在棟飾りの下地や板金(銅板)工事が行われています。棟飾りが終了すれば頂部から茅を刈り込む作業(床屋さんの要領?)になります。同時にご覧の丸太足場を解体して […] -
「三五荘 令和大改修 ⑰」
今回の屋根改修工事を通し、日本古来の茅葺(かやぶき)屋根が自然素材のみで構成されていることを改めて学びました。 三五荘は大断面構造部を補強する以外に金物らしいものは見当たりません。屋根の下地となる垂木(たるき)は長い一本 […] -
「三五荘 令和大改修 ⑯」
三五荘屋根改修を行う建設会社から、「幣串(へいぐし)」が見つかったと連絡があり、確認してきました。「幣串」とは木造建築の上棟式に用いられるもの。「幣(へい)」とは、御幣(ごへい:神主さんがもっているもの)・紙幣(しへい: […]