「装束稲荷神社」

中央工学校から徒歩数分、北本通りからやや入った場所に「装束稲荷」はあります。

その昔、このあたり一帯が田畑であった頃、この地に一本の榎(えのき)が立っていました。
毎年大晦日の夜になると、関東各地から神の使いである狐が集い、この榎の下で装束を改め、関東稲荷総司である王子稲荷に参詣したという伝承があるそうです(その様子を歌川広重が浮世絵に描いています)。
明治中期に榎は枯れてしまい、道路拡張時に伐採されてしまいましたが、後に現在の場所に「装束稲荷神社」として創建されました。
平成5年から地域の方によって、大晦日から元旦にかけて狐のお面などで扮した人々が、王子稲荷に参詣する催しがあり賑わいます。近年コロナ禍により中止となっていましたが、今年は開催決定。
皆様も一度出かけてみてはいかがでしょうか?

「王子のパワースポット」 – 中央工学校 (chuoko.ac.jp)