先日学校法人による親睦旅行で日光東照宮を訪れました。
コロナ禍により久しぶりに行われた一泊二日の旅行会。
天候に恵まれたこともあり、楽しいひと時を過ごしました。
それにしても東照宮の荘厳さには圧倒されます。
なかでも陽明門の豪華絢爛さには言葉がない。
この度4年の歳月をかけた修理改修が終わり、一層美しさが増しています。
約11センチ四方の金箔が24万枚ほど使用されているとか。
彩られた多くの彫刻には、それぞれに意味深い逸話があるそうで、いつまで見ていても飽きないことから、日暮(ひぐらし)の門と称されます。
この巨大かつ緻密な建造物にも図面があり、原寸により検討されていたはず。
創建当時の匠の技と明晰な頭脳に驚嘆します。
家康公が征夷大将軍に任じられた1606年以来、15代続いた徳川幕府。
継続は力なりをこの威容により示しています。
時まさにNHK大河ドラマのクライマックス。
「どうする」が流行語大賞にノミネートされないのが不思議な私です(苦笑)。