2019年春、新校舎完成
中央工学校の新校舎の実力
明治42(1909)年の開校以来、工業技術教育一筋に歩んできた中央工学校は校舎を“生きた教材”と考えています。それは、本校の教育が建物を知るだけに留まらず、設計し、建造できる技術を学ぶことを最終目的としているからです。そのため、校舎は構造、設計、意匠などの全てにおいて参考となる『巨大な教科書』である必要があります。それを具現化した校舎が2019年3月に完成しました。
校舎が単なる住空間ではなく、教材でなければならない理由をお話ししましょう。
2019年春、新校舎完成
中央工学校の新校舎の実力
中央工学校が100年以上にわたって実践し続けてきた「実務教育」と、校舎に対する考え方をご紹介します。
明治42(1909)年の開校以来、工業技術教育一筋に歩んできた中央工学校は校舎を“生きた教材”と考えています。それは、本校の教育が建物を知るだけに留まらず、設計し、建造できる技術を学ぶことを最終目的としているからです。そのため、校舎は構造、設計、意匠などの全てにおいて参考となる『巨大な教科書』である必要があります。それを具現化した校舎が2019年3月に完成しました。
校舎が単なる住空間ではなく、教材でなければならない理由をお話ししましょう。
中央工学校・校長 松田 正之
新校舎建設過程のタイムラプス動画
それでは、中央工学校が誇る実習棟(2号館)へとご案内します。
中央工学校2号館
教室配置図
軽井沢研修所
南ヶ丘倶楽部
一方で、中央工学校は長野県軽井沢市に伝統文化を凝縮させた宿泊研修施設「南ヶ丘倶楽部(みなみがおかくらぶ)」も有しています。南ヶ丘倶楽部はただの宿泊施設ではなく、伝統建築を移築した重要有形文化財「三五荘(さんごそう)」や美術館、広大な実技研修用実習地などを備えた、敷地面積約51,000㎡を誇る総合型実習施設になります。ここでは中央工学校のもう一本の教育の柱となる『人間涵養教育』を実践。主にマナーや社会人としての心がけを学びます。
『人間涵養教育』とは、「一人の天才より、千人の社会性豊かな技術者を育成する」との精神に基づき、誠実な技術者を育てる教育方針のことです。そのため、技術教育のみに偏らず、良識ある社会人を育成するカリキュラムも並行しており、その崇高な理想を実現するために大きな役割を果たしているのが、この『南ヶ丘倶楽部』なのです。
中央工学校・校長 松田 正之
中央工学校・校長 松田 正之
軽井沢研修所
南ヶ丘倶楽部
中央工学校が提唱する「人間涵養教育」についてご紹介します。
一方で、中央工学校は長野県軽井沢市に伝統文化を凝縮させた宿泊研修施設「南ヶ丘倶楽部(みなみがおかくらぶ)」も有しています。南ヶ丘倶楽部はただの宿泊施設ではなく、伝統建築を移築した重要有形文化財「三五荘(さんごそう)」や美術館、広大な実技研修用実習地などを備えた、敷地面積約51,000㎡を誇る総合型実習施設になります。ここでは中央工学校のもう一本の教育の柱となる『人間涵養教育』を実践。主にマナーや社会人としての心がけを学びます。
『人間涵養教育』とは、「一人の天才より、千人の社会性豊かな技術者を育成する」との精神に基づき、誠実な技術者を育てる教育方針のことです。そのため、技術教育のみに偏らず、良識ある社会人を育成するカリキュラムも並行しており、その崇高な理想を実現するために大きな役割を果たしているのが、この『南ヶ丘倶楽部』なのです。