インテリアデザイン科インテリアデザイン専攻３年　加藤碧姫　さん　の作品

【和菓子店の計画】

　茶房のある和菓子店の計画ということで、羊羹店の店舗を設計しました。立地は京都府京都市東山区に設定し、趣のあり古い街並みになかでも目を惹く計画にしました。

　この建物は道路面から見て奥行き が長く、庭の先に川があるのが特徴的です。しかし、奥まで引き込むのが難しい というところがあります。そこで、視覚を奥に持っていくようにし、自然と川まで見える設計をしました。

　什器を入り口側から庭まで連続させることで奥に長い建物を生かすようにしました。さらに、視覚を奥まで持っていく狙いがあります。

　川に面している庭にも什器を配置し、開口部を大きく取ることで、店内と庭が一体となるように設計しました。

　店名は『琥珀屋羊羹店』です。琥珀の半透明さや柔らかさなどの雰囲気がこの店舗に合っていると考え名付けました。また、ロゴは「羊羹を切る動作」をイメージし、ローマ字の「KOHAKUYA」を切ったオリジナルフォントを作成しました。

　　商品の羊羹は３つのサイズを用意し、シーンに合わせてお求め頂けやすくしています。さらに、８種類の味の合わせパッケージの色を展開することで、選ぶ楽しさもあります。

彼女のプレゼンテーションボードはこちら↓

作品の説明も、構成も素晴らしいものを感じます。配置画像・文章ともに彼女のオリジナルを掲載させていただきました。