【月刊】6月-インテリアデザイン科1年生

インテリアデザイン科1年生の毎月の様子をレポートするヨミモノ記事です。
 梅雨から夏へ、資格の6月、この1か月どんな風に学校生活を送っていたのか…ぜひのぞいてみてください!今回は熱烈にインテリアデザインを応援してる傍観者スタイルでお届けです…


いよいよ資格に向けた本格的な戦いが始まった。1年生の最初の戦いは3つの資格です。なかでも色彩検定の挑戦が彼ら彼女らにとって一番と難関となるだろう…

資格に挑む6月がやってきた🌿[インテリア計画]

 インテリア計画の授業で準備を進めてきた色彩検定の試験が終わり、学生たちは仮の自己採点をしている。答案用紙を前に、小さな声で点数を確かめ合う姿があった。どうやら例年にない高い合格率が見えてきたようだ✨まだ正式な結果ではないけれど、ひとまず大きな手応えを得られたことがうれしい。

思い返せば、試験の前日。
「スペクトルって何ですか?」
そんな問いかけに少し驚いたけれど、まだここから覚えていけばいいと、静かに背中を押した🌱
そのひとつひとつのやりとりが、彼ら彼女らの結果につな。本当に、よく頑張ったなと思う。
 次に挑戦するのは、リビングスタイリストやビジネス能力検定📚
また新しい挑戦が始まる…ゆっくりと準備を整え、時間を有効に活用してほしい。

図法の用語がやっかいだ📐[基礎製図]

1年生にとって最初の難関ともいえる「レンダリング」が始まった🖊️
 透視図法を少しずつ学び、VPやPPといった言葉に戸惑いながらも、2か月ほどでだんだん描けるようになってきている。
「パースは難しい」
「製図のほうが大変だよ」
「でもパースのほうが面白いかも」
「金曜のデッサンが一番好きだな」
 そんなやりとりが、教室のあちこちから聞こえてくる。自分の好きを見つけながら進む様子は、どこか頼もしい。

「なんでそんなにCAD描くの早いの🤖?」[CAD製図]

CADの授業では、Vectorworksを使った作図に挑んでいる💻
基本操作から写図へと進む中で、作業のスピードには差が出てきたようだ。
「なんでそんなに早いの?」
「そうかな…」
「もう柱までいったの?自分はまだ途中…」
お互いを気にかけながら、それでも穏やかに進んでいく空気が心地よい。学ぶことを楽しんでいる様子が伝わってくる。

次は木のおもちゃづくりへ🪵[インテリアエレメント]

 インテリアエレメントの授業では、キャラクターの色付けを終え、立体造形の基礎練習がひと段落🎨
再現度が完成度を決めるという課題に、それぞれが丁寧に向き合ったようだ。
次は木のおもちゃづくりへ🪵
 エスキスを描き、モックアップをつくり、いよいよ木材加工が始まった。思いのほか大きな機械音に一瞬だけたじろぎながらも、すぐに落ち着いて作業を進めていく姿に感心する。安全に、正確に。その積み重ねが、ものづくりの確かな基礎になっていく。

バルール?[基礎造形]

学生たちに一番人気の基礎造形では、バルールの課題が始まった🖤

 選んだ室内空間の陰影を、じっと観察し、紙に写し取っていく。製図の時間とはまた違う、深い集中が教室を包んでいた。時折その眼差しに圧倒されて、胸の奥に静かな嫉妬のようなものが芽生えることもある。それでも、陰影だけで空間を立ち上げていくその手つきを、つい目で追ってしまう。


6月は新しい挑戦とたくさんの成長に満ちていた🌼
 色彩検定の手応えを胸に、これからもきっと悩んだりつまずいたりしながら、ひとつひとつを自分の糧にしていくのだろう。遠くから見守りながら、これからもそっと応援していきたいと思う。🌿

OPEN CAMPUS - 体験入学&学校説明会

どんなことが学べるのか気になった方、興味のある入学希望者の方!
ぜひ中央工学校のOPEN CAMPUS(体験入学・学校説明会)に参加してみてください!