学生たちが夏休みの間、先生たちは学校で何をしているのでしょうか? 今日は先生たちの夏休み中の一コマをお伝えします。
8月20日(金)に中央工学校21号館・STEPホールにて、教員の技量向上を目的とした教員研修の発表会を行いました。とはいえ、今期は感染症拡大防止の取り組みとして、職員が一箇所に集中することがないように遠隔会議アプリケーションも併用し、校内はもとより姉妹校の中央工学校OSAKAにも配信。感染予防に十分配慮しました。
今期は、色覚特性の観点から見た色彩教育についての研究や、今年からSTEPホールに導入された最新照明機材の機能・特性の解説、図面教育のための授業用ワークシートの開発・実証報告など、中央工学校の学科構成を反映して多岐にわたった研究発表が行われました。
例年、PowerPointというスライド型プレゼンテーション専用ソフトを使うケースがほとんどですが、発表中は内容だけでなくそのスライドの出来映えや語り口にも厳しい視線が向けられます。なぜなら聴衆は普段から教壇に立って教えている教員ばかりなので、発表者もプレッシャーを感じながらのプレゼンテーションになります。
中央工学校は「厳しい実務教育」を教育目標のひとつに掲げていますが、その実現のために先生たちは夏休み期間中であってもスキルアップに余念がありません。