【自宅学習期間】
新型コロナウイルスの感染拡大にともない、新年度の授業開始が6月8日(月)となります。留学生の皆さんには、ご心配とご不安をおかけしていると思いますが、年間の教育活動スケジュールを調整し、予定されている授業時間数・授業内容を確保できるよう準備しています。また、5月11日(月)から6月3日(水)までの期間は、授業が開始されるまでの予備学習を進める自宅学習期間としています。自宅での待機が有意義な時間になるように心がけてください。
(新入生の皆さんへ)
今後、学校からの連絡をメールで行うことがあります。皆さんのメールアドレスを確認するため、自分のクラス担任の先生のアドレスを既に送付した資料で確認し、皆さんがいつも使っているメールアドレスから、担任の先生宛にメールを送ってください。送る時は、学科・クラス・名前を必ず書いてください。期限は5月18日(月)です。
【自宅学習課題】
学校から送付される学習課題は、いずれもこれから勉強する内容の基礎となる大切なものです。自分の力でしっかりと取り組み、ガイダンスの日に担任の先生に提出してください。自宅学習課題について不明な点がある場合は、教員室に問い合わせてください。なおメールでの問い合わせの際は、最初に「科名、学年、組、番号、氏名」を明記してください。
【各科の皆さんへの連絡】
(情報ビジネス科の皆さんへ)
日本で就職を目指す皆さんにとって、日本語力は採用に大きく影響します。そこで、自宅学習として、日本語の語彙力アップのための課題を用意しました。辞書で語彙の意味を確認したうえで、問題を解いてみてください。正しい言葉が選べるだけでは、使えるようになったとは言えません。辞書の例文をまねて、自分でも文を作成してください。また、問題の中にわからない言葉があるのなら、それも必ず辞書で調べて確認してください。
(情報ビジネス科の新入生へ)
就職に向けて、どのような企業があるのか、インターネットを使って調べてみましょう。一つの企業の中にはさまざまな職種があります。あなたが目指す職種は何か、そのために何を学んでおけばいいのか、どういった資格を取得すればいいのか、就職活動を始める前にしっかりと考えてください。
(情報ビジネス科の2年生へ)
就職活動時に耳にする言葉を説明できますか。日本企業の特徴にもつながる言葉も理解しておきましょう。また、履歴書作成時、面接時にきれいな文が書けるように文の成り立ちを考えながら課題を解いてみましょう。
(国際コミュニケーション科の皆さんへ)
6月21日に実施を予定していた日本留学試験(第1回)は中止になりました。今年の大学受験に大きく影響を与えることが予想されます。また大学によって異なる対応が実施されることも予想されます。例えば、早稲田大学の一部の学部は6月に出願締め切りになります。皆さんは、インターネットなどを使って受験を考えている大学の対応などについて調べてください。授業開始後すぐに出願を締め切る大学もあります。事前に出願に必要な書類などを確認しましょう。特に、母国の学校の証明書(卒業証明書、成績証明書など)は日本に届くまで時間がかかりますので、早めに準備してください。また大学によっては、日本語の翻訳あるいは公的機関の証明が必要な場合もありますので、余裕を持って準備しましょう。
(リベラルアーツ科の皆さんへ)
大学院入試では研究計画書や志望理由書の提出、口頭試問が課される場合がほとんどです。その際、皆さんの大学での研究、大学院での研究計画、そして大学院修了後の計画を的確に伝えることが大切です。授業開始までに皆さんにお願いする課題もこのことを考えた内容になっています。相手にとってわかりやすい表現を心がけて課題に取り組んでください。
今年度の入試が延期または中止となっている大学院もあります。適宜、大学のウェブサイトを確認してください。参考までに現時点(5/14)で大学院の入試要項が公開されている主な大学院・研究科を以下に挙げておきます。
東京工業大学各系、東京大学経済学研究科・新領域創成科学研究科、慶應義塾大学経済学研究科・政策・メディア研究科、立教大学異文化コミュニケーション研究科などです。