建築設計科2年生の選択科目インテリア設計では、第一課題「名作椅子研究」の提出がありました。
コロナ禍のなか、教室の在席に対して半分の学生が、マスク着用の上、
教室入室時にはしっかり手指を消毒して、自宅で制作した名作椅子の模型を持参してくれました。
先週には、もう半分の学生の作品提出があり、これで全作品の提出が完了しました。
授業は、登校チームと自宅でモニター越しに遠隔で授業を受けるチームとに分かれて進めてきましたが、
多くの心配を他所に、提出された作品はどれも力作揃いです。
名作椅子の選定は、誰もが知るような有名なものから、
新進気鋭の若いデザイナーの作品を選ぶ学生もいて、実にバラエティに富んだ作品が集まりました。
例年のように、模型の素材検討やプレゼンボードのレイアウトなど、満足のいく指導が難しい状況でしたが、
学生達の作品には、課題制作を楽しんだ様子が窺え、ホッと胸をなでおろしました。
中には、キチンと立たない椅子や、塗装が乾いていない作品もありましたが……これもご愛敬です。