キャンパスニュース

2020.08.27 機械・CAD

「3Dモデリング」授業について

3D-CAD科2年の前期で学ぶ3Dモデリングの授業は、三次元CAD(SOLIDWORKS)の操作習熟と3Dプリンタの特性を理解することを目的としています。(その一例を紹介します)

8月は「ミニ四駆」のボディ制作です。(早い学生は2台目を制作中です)

ボディの制作手順は

①ミニ四駆のシャシデータを参考にして、テーマ(スピード重視とデザイン重視)にあったボディを考えます。

 

②デザインがまとまったらシャシをもとにボディを制作していきます。下図はデザイン重視で制作したボディです。このボディデザインではウイングがきれいに3Dプリンタで出力されないのでボディとウイングを別パーツにしました。

 

③3Dプリンタで出力するためには、3DCADデータをスライサーソフトに読み込ませて部品を配置して、3Dプリンタ専用のデータを作ります。

 

④作ったデータを3Dプリンタに読み込ませて出力。(出力にかかる時間は約9時間となっていました)

 

⑤作られたボディとウイングのサポートを取り除いて接着して、シャシに取り付けて完成です。

    

 

以上が制作手順となります。

皆さんも3D-CAD科でミニ四駆のボディを設計製作してみませんか。