今日は機械学科4年生の卒業制作を紹介します。
6月の授業開始から作業に入って、現在はこんな状況です。
卒業制作の課題設定に当たり、すでに市販されているものは禁止です。1/144や1/100では、よく分からないキャラクターしか残らないので、思い切って1/48のサザビーにしました。スケールが大きいので、今回は頭部から腹部にかけての設計ですが、それでも200㎜近いサイズになる計算です。
設定資料の収集から始めます。色々な設定資料がありますが、大きく分けてアニメ用と模型用の2種類が出回っています。しかし、同じ機体のはずなのに、だいぶイメージが違うので迷いましたが、アニメ基準で始めていきます。
まず、資料を基に三面図を起こしていきますが、頭部だけでもこんな感じで納得のいかないところは何度も直していきます。
全部頭部ですが、微妙に形状を変えてあります。
これが最終の図面です。
やはりMSは顔が命!頭部のデータ作成から始めていきますが、これも修正の連続です。
まだ微調整が必要ですが、ひとまずこれで形状は確定です。本当は途中過程のデータがたくさんあります。
胴体も同様ですが、全体の形状が出来てOKかと思うと、細かいパーツを加えていくといろいろ気になってきたり、
頭を乗せると、またバランスが気になったり、
今のところ、全体のプロポーションはこれで決定なので、これから内部のフレームとパーツの分割、ディティールの追加作業に入っていきます。
まだまだやることがいっぱいだ!