キャンパスニュース

2020.11.18 デザイン

fukkura【インテリアデザイン専攻2年生】

作品名【 fukkura 】 

製作者【 遠藤 篤治 】

パンそのもののイメージを店内に表現しようと考えた。パンのイメージを考えると、「柔らかさ」・「温もり」といったイメージが挙げられる。これらを店内の空間に表現するため、柔らかさは曲線、温かみは木材で、表現しようと考えた。具体的には、店内全体に曲線の什器を設置して柔らかさを表現し、店内は木材をメインに使用し、木のを持つ温かみを感じてもらおうと思いました。

 

 店舗と同様に木の温もりの感じる空間+家族のコミュニケーションが多く取れる空間にした。
 リビングには木材で作った大きな作り付け棚を設置し、木材の主張を強くし、木の持つ温かみを空間に出した。

 店内の温もりや落ち着く空間を外にいる人々にも感じ取ることが出来る様にFIX窓はそのまま利用した。什器の高さは低くし、入口から店内全体を見渡せるようにした。

 

 LDKは広く計画、どこからでも家族の存在が分かる様にした。LDKから直接子供部屋に行けるため、子供に用がある時や、食事の際にすぐに子供を呼ぶことが出来るように考えた。

 

 お客さんの動線は、入口から進んで什器の曲線に沿って右側を歩いて、店内を一周出来る様に什器を配置した。什器は曲線のため加工のし易い檜を使用。

 

 床材には、桜の無垢フローリングを使用。桜の柔らかい温かみを出し、落ち着ける空間にすることで、家族同士のコミュニケーションが取りやすい場にしようと考えた。

 

 店舗・住居のイメージに合わせ柔らかく感じる色を使用、ワンポイントに稲穂のデザインを加えた。色合いや構成をシンプルにすることで、パースを目立たせ、店内の雰囲気を見てすぐに分かるようにした。