インテリアデザイン科「インテリアエレメント」のエントリ。
作品づくりを通して、様々な素材の加工方法を学ぶ「インテリアエレメント」
今回は、FRPという素材に挑む。
まずは、油土で原型づくり。一番大切な原型。美しくしあげていきます。
原型が完成し、石膏型を取り、FRP実習をおこなうため、教室を移動します。
中央工学校1号館1階の実習室。
青い特殊マスクをした集団の中に、全身青々とした教員がさらに特殊なマスクをして、
作業をすすめている。
「ブォーーーーーーーーッ」
という強力な吸気音。教室の換気扇の音が響く。
実習室がやたらと寒い。凍え死にそうだ。
しかし、ハイパワーで換気をしなければならないほど危険な揮発性物質を使用するためやむを得ない。
原型から取った石膏型にポリ樹脂を塗布していく。
下塗りが完了。これは絶対タコだろう。
こちらは、ドラゴンだろうか…(竜の紋章といえば…いやしかし形が違うか。)
下塗りが完了したら、ガラスマットという素材を下塗りの上に重ねていく。
重ねながらポリ樹脂も一緒に塗布する。
一通りガラスマットの層も敷き詰め終えると、ひと先ず完了。
硬化を待ちます。
次回は、石膏型から取り外されたFRPに塗装を施していきます。
彼ら彼女らはどんなレリーフを製作したのか、乞うご期待!