インテリアデザイン科1年「インテリアエレメント」のエントリ。
1年間を通して、様々な素材の加工方法や作品製作を通して、今後のデザインに活かす授業。
写真の「タイ!」ができるまでには、
ワックス成型→シリコン型取り→樹脂流し込み→樹脂塗装→背景作成と数多くのステップを踏んできている。
今回は、最後の仕上げ「バキューム成型」だ!!
緊急事態宣言下、半分登校半分オンライン授業。
(オンライン授業の学生達は、背景となるパッケージデータを作成しているようだ。)
さて、本題のバキューム成型だ。
もう何年前になるか…工芸デザイン科が存在していたころ…
木工・金属・ガラスの工芸作品の数々を生みだしていたころ…
講師の先生が作成してくれたバキューム成型用の治具。
ありがとうございます。先生が置いていってくれたバキューム治具、大切に使わせていただきます。
バキューム成型について説明するよりも動画見ていただいたほうがわかりやすいと思い、
教員の池田先生が撮影してくれたものをご覧下さい。
コンロ中隊長により熱せられた塩ビ板。とろけるタプンタプンの瞬間にバキューム治具により吸い込む。
めちゃくちゃ面白そうだ。上から高出力ドライヤーで部位を熱するとさらに美しく成型できるようだ。
バキューム後、パッケージ端っこの処理も同様に、「熱して、とろけて、曲げる」
シワにならないように注意しながら。
完成した作品たち。
製作した樹脂作品が見事に封じ込められている。
背景もなかなかカワイイではないか。
こちらの作品も雰囲気が出ている。
このような作品製作を通して、雑貨企画や空間デザインに活かしていってほしい。
今後の彼ら彼女らのさらなる進化に期待です。