築設計科1年生の設計製図授業では、木造2階建ての『専用住宅設計』課題が着々と進んでいます。平面プランが決定し、柱や開口部の位置を確認し、屋根の形を検討して、いよいよ構造伏図の作成に入りました。伏図は、「2階床伏図」と「2階小屋伏図」を描いていきます。
緊急事態宣言が延長されているため、今でもクラスの半数ずつが交代で登校して対面授業を行っています。構造伏図の説明や演習も、モニター越しでの遠隔だったり、疑問をすぐに聞くことができなかったりと大変な状況が続いていますが、学生が自宅で一所懸命書いてきた伏図のチェックをする先生方も、個別の対応と指導に大汗をかいて下さっています。
入学してまだ2ヶ月ですが、建築設計科の設計製図授業はずっと全力疾走が続いています。東京都の感染者数が横這いの中、密にならないよう気を付けながら教室で教えあう、微笑ましい学生達の姿も見られました。エスキスの総合提出は、来週に迫っています。