建築設計科2年生の選択科目『インテリア設計』授業では、世界に一つのオリジナル照明器具制作課題の提出がありました。 器具の種類としては、スタンドライトか、もしくはペンダントライトで、長く愛用できる作品を作ることが目的です。提出された作品の多くはテーブルスタンド型の照明で、全作品を机の上に並べると、いつもの教室が幻想的な雰囲気になりました。
課題のエスキス段階から、「どこに置くのか」「どんな光の効果がほしいのか」「どんな材料を使うか」等、新型コロナによる緊急事態宣言中だったのでオンライン授業での指導でしたが、学生全員と順番に音声をつなぎ、作品のイメージについてディスカッションをしました。
提出された作品を見ると、扱いやすい「木」や「紙」や「布」を使用している学生が多かったのですが、中には「金属」や「ガラス」を利用して照明器具につくり上げた学生もいて、実に様々なフォルムの照明器具が揃いました。 提出後に緊急事態宣言が解除され、半数ずつが交代でようやく登校できるようになったので、久しぶりに顔を合わせた学生達と、2回に分けて全作品の鑑賞会を実施することができました。