夏休み明けの設計製図授業 [建築設計科1年]

夏休みが明け、建築設計科1年生の設計製図授業では、木造2階建て『専用住宅設計』課題の外観意匠模型の提出日がありました。 短い期間でしたが、自宅で集中して作業することができたようで、提出された模型を見るとどれもこれも力作揃いです。たくさんの住宅模型が並ぶ様子を見ると、建物の形や色彩計画の違い、道路から玄関や駐車場へアクセスする考え方の違いが目に見えて分かり、学生一人一人の個性が感じられます。

建築模型は建物だけを表現するのではなく、植栽やアプローチ等の外構を作り込むことで、完成後のイメージがより明確になります。学校の購買で樹木に使う『カスミソウ』や、芝生を表現する『グランドマット』などを購入して、最後の仕上げに取り掛かる学生たちです。

模型が完成したあとは、写真撮影です。時間をかけて作り込んだ模型が目立つように、背景には暗幕を使い撮影用のライトを点けて、様々な方向から写真を撮ります。撮影には学生個人のスマートフォンを利用しますが、今のスマホカメラの性能はかなり良くなっているので、なんら問題がありません。講師の先生から、撮影の際にアングルを決めるコツや撮影後の色彩補正を教えてもらい、作品に貼付する模型写真の撮影をしました。

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