インテリアデザイン科ファニチュアデザイン専攻2年生「ファニチュアデザイン計画」のエントリ。
「ファニチュアデザイン計画」という授業名も意味を読み解くと、なかなかなネーミングだと感じてしまうかもしれない。
この授業では、家具設計をしていく上で、製造方法や強度など裏付けを考えながら家具のデザインをします。
講師の仁保先生による設計プロセスの丁寧にレクチャーにそって学生達は作品を完成させました。
今回は、作品プレゼンテーションの様子です。
ファニチュアデザイン専攻3年生達も1年前の自分を思い出しながらプレゼンに参戦。
プレゼンボードによって順序よく説明をしていく。
家具づくりを学ぶだけでなくグラフィック的な表現力もコンピュータグラフィックスという授業で学び、
その授業で学んだ成果を他課題に反映させていました。
設計した収納庫は、仁保先生の厳正な設計チェックを通ったものなので、強度や製造においても現実的だ。
学生達は、自分自身が作り込んできたきたものを、みんなの前で発表するわけだが、
もちろん緊張しているだろう。
このようなシーンを体感していきながら少しづつ人前でお話することも慣れてほしい。
さて、近年のファニチュアデザイン専攻のデジタル化の勢いが冷めない。
今までは手描き・切り張り、青焼き図面が主旋律を牛耳っていたが、
現在は、すべてデジタル表現に置き換わっている。どれもVectorWorksで完成させている。
特に今年度は、基礎基本である図面の精度がとてもよい印象だ。
講師の青木先生もグッと図面をみて製造方法や細かな納まりの指摘を学生にしていた。
収納庫の設計は、矩形型が多いので、CGも製作しやすかったようだ。
部品分解図も、仮想現実空間であれば簡単に分解ができる。手描きでこれを描くことも1つの勉強であるが、
手軽さ・スピードは断然CADだろう。
自分自身が設計した収納庫がどのような空間で使用してほしいのかもCGパースで表現していた。
後期は、手描きパースの授業も追加されていく。今後は、手描きもCGもどちらでも表現できるようになってほしい。
今後も彼ら彼女らの作品に期待したい。
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